概要については、 コンサート寸評をご覧ください。
To: 名大ギタマン32代
Date: Thu, 6 May 2004 21:26:58 +0900紺野です。
例のカエリヤマ・コンサート、思い切って私は参加申込してしまいました。
名古屋まで通うのは結構大変そうですが、久しぶりの合奏を、 非常に楽しみにしています。
To: 名大ギタマン32代
Date: Fri, 14 May 2004 08:06:45 +0900 (JST)紺野です。
カエリヤマ・コンサートですが、パート譜(協奏詩曲と Ouverture Historique No.2)が届きました。 驚いたことに、手書き譜面のコピーではなく、 きちんとプリンタ印刷された、見やすいものでした。
三楽章第5番がどんな曲になるのかも含めて、本当に楽しみです。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sat, 14 Aug 2004 18:40:27 +0900紺野です。こんばんは。 今、名古屋→東京の新幹線の中です。 今日は例のカエリヤマコンサートの初練習の日で、 9時からの練習のために朝4時起き、先ほど終わっての日帰りコースです。
帰山さんと国作さんの指揮で、Historique2と協奏詩曲、新曲2曲 (YI-ER-SAN、三楽章第5番の1楽章)をみっちり練習しました。 YI-ER-SANは美しい小品です。中国語で123の意味の由。 一方、三の5の1は極めて難解かつ演奏至難でした。 vn/vc/fl/fg/percが賛助に加わるそうです。お楽しみに。
また指さえ入っていない状況ですが、ご両氏の魅惑の指揮ぶりのせいもあって、 久し振りの合奏(しかも大編成)はまさに至福の時で、 こんなに楽しい事がこの世に他にあるだろうか、と言う感じ(ちょっと大袈裟か)。
間もなく都内に着くので、これにて失礼。
To: 名大ギタマン32代
Date: Wed, 18 Aug 2004 18:46:55 +0900 (JST)紺野です。カエリヤマ語録を。
(「協奏詩曲」の演奏前に) どうしても一度はヴァイオリン独奏での演奏を聴いてみたいと思っていた。 それができないと死んでも死にきれない気分だった。 私を死なせたくなかったら、誰か上手いマンドリン奏者を連れてきてよ (紺野註: どうやら過去のマンドリン独奏者への不満がある模様)。 ヴァイオリンでどんな風になるのかは、やってみないと分からない。
(国作さんが振る「Ouverture Historique No.2」を後方で聞きながら) これを作曲した頃の心境はさっぱり思い出せないけど、いかにも若いね。
(「三楽章第5番」の演奏前に) この曲と、三十年以上前に書いた「歴史的」とが、 一緒に演奏されてしまうとは、すごいことだ。 今、第2楽章と第3楽章を同時に作曲しているが、 書き進めるにつれて気分が若返ってきている。 3連符の所は物凄く弾きづらいらしいけど (紺野註: 他人事のように言うな!)、管が同じ音を吹くので大丈夫。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sat, 11 Sep 2004 18:07:28 +0900紺野です。こんばんは。今日はカエリヤマ練習の3回目で、 今は帰りの新幹線の中です。 帰山ファンの皆様に、いくつか新情報をお届けしましょう。
今回、三楽章第5番の第II楽章が完成してきました。 難解な第I楽章に比べれば多少は掴み易く、そして美しい音楽でした。 作曲者自身が主要部と言う後半部分の高音弦の調和など、まさしく美の極致です。 この曲の初演に参加できることを改めて嬉しく思います。
あと、「ファイナル」コンサートの意味するところについて。帰山さんは、 別に作曲家をやめて引退するとかではないそうです。 ただ、「三楽章」シリーズのような大作を書くのはこれで最後にすることと、 自作自演の作品発表会は今回で終り、と言う事のようです。
何れにしても、貴重な演奏会になりそうなので、 どうぞ皆様聴きにきてください。11月28日(日)、名古屋市民会館(中ホール)です。
近頃また本業がハードで、月2回の練習通いは体力的にも少々きついのですが、 あと約3ヶ月頑張るつもりです。では、また。
To: 名大ギタマン32代
Date: Thu, 23 Sep 2004 17:47:15 +0900紺野です。今日もカエリヤマ練習で、 毎度ながら帰りの新幹線の中でこれを書いています。
今日はチケット(とチラシ)が配られました。 入場料は、前売り2000円、当日2500円です。 前売券をご希望でしたら、私まで一言よろしく。 なおチケットノルマ制ではないので、売上金は私の懐に入る訳ではありません。
今日でまだ4回目の練習でしたが、意外にどの曲も 結構サマになってきています。なかなかハイレベルの集団だと思います。 しかし不安材料もあって、まだ三の5の第III楽章は完成していませんし、 ヴァイオリンを含む賛助楽器は計2回しか練習に加わらないようです。
ほぼ隔週の名古屋通いは(楽しいものの)体力的には少々厳しく、 しかも本業の方も繁忙期で、最近ちょっと疲れ気味です。 毎日薬物依存(ビタミン剤)です。では、また。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sun, 10 Oct 2004 18:30:43 +0900紺野です。こんばんは。今日もカエリヤマ練習で、例によって日帰りです。 連休のせいか、昨日の台風のせいか、新幹線は混んでいて、 往路は座れずひどく疲れましたが、復路は何とか席を確保しました。
ちなみに、三の5の第III楽章は、まだ今日も完成していませんでした。 ゲネプロを含めてもあと4回しか練習がなく、さすがにちょっと心配です。 あるいは当日、「間に合いませんでした」と 舞台上で謝る作曲者の姿を見られるかも?
次回の練習にはヴァイオリンのソリストが初参加です。 協奏詩曲がどんな風になるのか、非常に楽しみです。 毎回、合奏が終わってしまうと、何となく淋しい気分になって仕方ないです。 私事ばかりですみません。では、また。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sun, 31 Oct 2004 18:06:49 +0900紺野です。こんばんは。例によってカエリヤマ練習の帰路の車中です。
ついに三楽章第5番の第III楽章が完成しました。 ほぼ4/4拍子のAllegroで駆け抜ける、非常に推進力のある音楽です。 Mandolinとしては常識外れな運指(全弦セーハとか)はあるものの、 曲そのものは難解ではなく、 あまりややこしい事を考えなくても何とかなりそうなのですが、 あと1ヶ月しかないのが結構厳しいところです。 ラストはちょっと意外な感じかも。ご期待ください。
それから、協奏詩曲のViolinソロが初参加しました。 若く表情豊かな女性奏者です。非常に熱い演奏ぶりで、 ソロパートの楽譜がかなりViolin用に改作してあることもあって、 予想より遥かによい曲になっています(Mandolinソロよりむしろよい位かも)。 後方で弾いていて、非常に気分がよいです。これもお楽しみに。
6時間以上も集中して演奏すると、いくら楽しいとは言えさすがに疲れます。 まだ東京まで1時間以上あるので、ではおやすみなさい。
To: 名大ギタマン32代
Date: Mon, 01 Nov 2004 15:47:19 +0900 (JST)紺野です。 昨日の練習風景について追記。
violinソロの平田文さんは、なかなか表現意欲に富んだ人で、 何だかツィゴイネルワイゼンかと思うような熱っぽさで、 身振りも大きく弾いていて、見ているだけで気分が高揚してきます。 好感の持てる奏者です。
旋律線を大きく捉えるのがお好みの傾向らしく、 一方帰山さんは細か目のアーティキュレーションがお好みで、 実演を交えながらの二人の打打発止のやりとりが、興味深く面白かったです。
この日は、この協奏詩曲の集中練習と、 完成したばかりの三の5のIIIがあったために、 合奏時間の大半を帰山さんが振り続けることになりました。 さすがの帰山さんもお疲れのご様子で、 終盤は指揮台の上に椅子を置いて座って指揮していたのですが、 ついに最後の30分ほどは、国作さんに指導を押し付けて休息に入ってしまいました。
しかし国作さんもさすがで、初めての曲でよく分からないとか言いながらも、 総譜を見ながらしっかり振り通してしまいました。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sun, 7 Nov 2004 18:12:31 +0900紺野です。こんばんは。恒例(?)のカエリヤマ練習報告です。
今日は初めて三楽章第5番の全曲を通しました。 第III楽章は先週出来たばかりですが、もう残り時間が少ないので、 弾ける弾けないに関わらず容赦なくインテンポで流します。 お陰で、難しい所は適当に誤魔化しつつ、 ノリノリの所は思う存分に乗って弾けるので、甚だ気分がよろしいです。 この三楽章第5番、かなりよい曲のような気がしてきています。 本番は是非聴きに来てください。
帰山さんとしては、この曲は他に比べて2倍疲れるそうです。 と言うのも、昔作った曲だと(作曲した時の心境を忘れているので) 単に指揮者として構えていればよいのですが、 新曲の場合には作曲者と指揮者という両方の立場で 曲と対峙しなければならないそうで。 加えてやはりお歳のせいもあるでしょうか、今日も相当に消耗されたご様子で、 また指揮台の上に置いた椅子に座って指揮していました。
それから、本当は予定ではなかったのに、 ヴァイオリン独奏の平田さんが飛び込み参加しました。 協奏詩曲で前回気になったままの所をやっておきたい由。ありがたや。 今日も帰山さんとの間で演奏についての熱い議論があり、 とりわけイメージを伝えるために帰山さんが出す色々な比喩が なかなか意味不明で面白かったです。
ついに次回(再来週)は、エキストラが総勢で参加します。 ヴァイオリン、ヴィオロンチェロ、フルート、ファゴット、パーカッションです。 物凄く楽しみ。
これまで多大な労力と出費を注ぎ込んできたカエリヤマ練習も、 残す所あと2回となってしまいました。あっけないものです。では、また。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sun, 21 Nov 2004 17:45:45 +0900紺野です。こんばんは。また名古屋→東京ののぞみ号の車中です。 今日はカエリヤマ練習の第8回目、ゲネプロを除けば最終練習でした。
今回は、「三楽章第5番」の賛助が初参加しました。 何れもプロの奏者で、小牧市交響楽団のメンバーだそうです。 ヴァイオリン、ヴィオロンチェロ、フルート、ファゴットの4人と、 打楽器3人(ティンパニ、シロフォン、グロッケン、シンバル、トライアングル)、 なかなか豪華です。
全体編成で演奏したのは今回が初めてでしたが、 改めてよい曲だと認識を新たにしました。特に終楽章での打楽器の効果は絶大で、 元々熱っぽい曲がますます勢い付いています。 さすがプロだけあって、最初からほぼ問題なくすらすら通ってしまいました。
それから、今頃になってアンコール曲が出来てきました。 数分の美しい音楽です。 これを聴いて、「あ?」と気付いた人はなかなかの通、 「ああ!」と納得してしまう人は相当のマニアだと思います。お楽しみに。
いよいよ今度の土曜がゲネプロ、翌日が本番です。 一連の名古屋行脚も、あと1往復を残すのみ。あっけないものです。では、また。
Date: Sat, 27 Nov 2004 20:43:04 +0900紺野です。こんばんは。今、名古屋に来ています。 今日が最終練習で、明日がいよいよ本番なのです。
4ヶ月間、ほぼ隔週の名古屋通いはエライ(名古屋弁)事でしたが、 これで終わりだと思うと、あっけなくて、何だか淋しい気分です。 総勢80人超の大編成での合奏は滅多にない機会で、本当に愉悦の極みでした。
明日はあまり緊張せずに、思う存分に弾けるようにと願っています (緊張性なもので…)。もう一息頑張ります。
To: 名大ギタマン32代
Date: Sun, 28 Nov 2004 21:17:46 +0900紺野です。カエリヤマ・ファイナル・コンサート、終わってしまいました。 聴きに来てくださった皆さん、本当にありがとう。嬉しかったです。
皆さまの感想を聞いた感じでは、三楽章第5番はよく分からず、 協奏詩曲はよかったとのこと。 三の5は確かに一度聴いて分かるような曲ではないので、仕方ないかな。 ヴァイオリン版協奏詩曲の好評は、予想通りでした。 アンコールは、誰も「あ?」とは思わなかったそうです。 皆さん修行が足りないぞ(笑)。
私自身は、思い切り弾けた事による満足感は勿論あるものの、 心血注いだ大イベントがとうとう終わってしまった事による喪失感が大きく、 淋しいような、泣きたいようなで、ついつい呆然としがちです。
振り返ってみて、この数ヶ月の合奏経験は、 あまりにも夢のようなひと時でした。 信奉する作曲家の記念公演に参加できた事自体もそうですし、 3曲もの初演に立ち会えた事もありますが、 アマチュアとしてはレベルの高い楽団に身を置くことができた事、 そしてプロの音楽家から直々の合奏指導を集中的に受けた事は、 実に得がたい経験でした。何だか有り難くて有り難くて仕方ないです。 参加して、本当に良かったです。
名古屋への往復も9回を重ねて慣れてきた頃でしたが、 これでまた名古屋に行く機会もしばらくなさそうで、 そのことも淋しさの一因でもあります。 練習の度に毎回だらだらと色々書いてきましたが、これも今回で終わりです。 お付き合い頂きまして、有難うございました。では失敬。
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